腸には腸内細菌が棲んでいて

・消化吸収
・免疫
・排泄

といった腸の運動に影響を与えています。


なので、腸内細菌、しかも善玉菌を増やしたいですよね!


腸内細菌を増やす方法といったら、乳酸菌を摂ったり、食物繊維など善玉菌が好きな食べ物を食べたり、と考えますが、その他にも摂取する油も大いに関係してるんだそうです。


油次第では、リーキーガット症候群(LGS、腸管壁浸潤症候群)にもなると言われているので、腸のためにも自分の健康のためにも、油と腸内細菌の関係を知っておきたいですよね。




油と腸内細菌の関係

脂質が細胞膜の材料になるということは何度かお話してきましたが、体の至る所にある細胞の膜を作っているわけで、腸も例外ではありません。


腸には粘膜細胞がありますが、脂質で作られた細胞膜を持つ細胞たちが無数に集まっていて、腸の働きを担っています。


細胞膜は使われる脂肪酸の種類で変わってきます、理想的な細胞膜はオメガ6とオメガ3で作られたもの。


よくオメガ6とオメガ3をバランスよく摂りましょう~と言われますが、それは健康な細胞膜を作ることができるからです。


でも、現代の食生活は、どうしてもオメガ6を過剰摂取してしまいがちと言われ、意識しないと、オメガ3とのバランスを摂ることが難しいんです。


だから「オメガ3~、オメガ3~」と、耳にタコができるほど言われるわけですね~^^;


オメガ6を摂りすぎると、粘膜細胞はどうなる?

オメガ6は、粘膜細胞を丈夫にする働きがある反面、柔軟さがなく、血液をドロドロにする原因になるなど、健康に影響を与えます。


カイチュウ先生こと藤田紘一郎先生は著書「なぜ「油」をかえると、長生きできるのか」の中で、オメガ6がメインの硬い細胞膜を持つ粘膜細胞は

・消化吸収機能の低下
・免疫力の低下
・腸のぜん動運動の低下

というふうに、腸の大事な働きが低下してしまうとおっしゃっています。


こういう状態の腸内は…


悪玉菌が大好きな環境ではないでしょうか?!


悪玉菌が増えてしまうと、日和見菌は悪玉菌に加担して、善玉菌の勢力が弱まってしまいます(;´・ω・)


その状態が続くと、腸粘膜の代謝が衰えて、腸粘膜が弱くなり、小さな穴があいてしまうこともあるんです。


これが、リーキーガット症候群の原因と考えられているんです!



リーキーガット症候群とは

栄養医学研究所のサイトによると、リーキーガット症候群とは

LGSは、腸管壁における過度の浸透状態を表します。言葉を変えれば、腸管壁に大きな穴が開いて、バクテリア、毒素、及び、食物が漏れ出す症状です。
医学的な言葉で定義すると、腸粘膜からの高分子化学化合物質、食物アレルゲン、また、萎縮性粘膜に関連する毒素のの物質透過性が増加する症状となります。
引用


こうやって見ると、腸ってやっぱりすごく大事な働きをしているんですね。


リーキーガット症候群の主な症状は、食物アレルギーということですが、これは普通なら小さな分子に分解されるタンパク質が、されずに外に漏れるため、体がアレルギー反応を起こすのが原因と考えられています(参照「なぜ「油」をかえると、長生きできるのか」)。



リーキーガット症候群を防ぐには、腸内細菌を増やしてバランスを保つことですが、そのためにはオメガ3など、体にいいと言われている脂肪酸を積極的に摂ることも大事ですよね。



腸内細菌の働きもそうだけど、それを支えているのが油だったとは。


食生活を見直すのに、いいきっかけになりそうです。





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